何とも言えない世界観

日常での面白いことや思い付いたことを、おもしろ可笑しくお伝えします。そんなハーフ フィクションの世界をお楽しみに。

粉瘤と旅行と、それから私。

こんにちは。

粉瘤と共同生活をしているレトロモです。

このように表現すると、何だか彼氏のようですね。
きっと少し我が儘な弟気質の彼氏でしょう。
しかし男経験の少ない私には、彼を受け入れる“出来るお姉さん”の器はありません。
きっと御姉さんハードルの高さに着いていけず、弟気質をダメ男に変えて自分もボロボロになってしまいます。

そうなる前に彼と決別する為、今は炎症を抑える治療をしています。


そんな治療中に、私は彼と旅行に行ってきました!!
あと友達2人と。

私と友達2人、彼(粉瘤)。計3人と1つでの箱根旅行です。
しかし、そこで事件が起きました。






私たちは江戸時代から続く、老舗の旅館に泊まりました。
年季がいい味を出している、風情ある素晴らしい旅館でした。
お部屋、お風呂、夕飯、雰囲気、全て良かったです。
しかし老舗ならではの、私の苦手なものがありました。

トイレです。

その旅館のトイレは部屋に無く、廊下の先に異様な雰囲気を醸し出している、薄暗い場所にありました。
トイレと個室のドアは木製で「ギギギギ…」と鳴り、壁はラムネの様な丸いタイル貼り、中も少し薄暗く蛍光灯のジジジっという音が絶えず鳴っていました。

蛍光灯の青白く薄暗い光と、タイル、音、それが良い感じにマッチしており、恐怖感をこれでもかと煽ってきます。


正直ホラー映画で使われてるレベルでした。


無理。
これ絶対行けない。漏らすしかない。


「ねぇ、夜トイレで起こしていい?」
「いや。」
「絶対やめて。」

私は漏らす決意をしました。










その夜です。
寝る前にみんなで仲良くトイレへ行き、就寝しました。

そこから爆睡していたのですが、途中でなぜか起きてしまいました。
時間は丑三つ時の深夜3時。

嫌な時間に起きたな~。
何となく、ふとケツに手を伸ばしました。

その時です。

……ヌルッ


粉瘤が割れてました。


粉瘤の破裂とは~~~~
粉瘤は膿むと袋が脆くなり、破裂してしまう。
悪臭がしたり、膿が血流に乗って高熱を出す恐れがある為、すぐに病院に行くべきらしい。
破裂した時、病院によっては緊急外来に行くよう指示される場合もあるそうです。



私のけつは恐らく膿と血でベタベタだ。
拭かなくては……。

お化けの時間にお化けのトイレへ行くはめになりむした。

絶望でした。
漏らす決意までしたのですから。

絶対行けない……

と思ったのですが。





行けました!


正直、お化けどころじゃありませんでした。


(割れた!?えっ!粉瘤割れた!?!?)

ヤバイヤバイヤバイヤバイ。
もう瞬間的にトイレへ駆けていきました。


トイレでで携帯のインカメラで破裂したことを確認し、膿を自分で出しました。
粉瘤マスターは、排膿手術を知っていたので、

(手術で痛い思いをするなら今出来るだけ出そう!◌ 。˚)

どこぞの青春漫画さながら、そんな気持ちで、前向きに頑張ってつねって出しました。


…嘘です。

こんなきらびやかじゃありませんでした。
(くっそー破裂しやがった。これもう排膿決定だ!あーもう自分で出したろオラァ!)

こんな意気込みで、オラついて自分で膿を出しました。

排膿のコツは膿を体から外側へ、筋肉側でなく、皮膚側へ乳絞りのようにつねり押し出す事です。
内側にやると膿が血流に乗る可能性が高いと思うからです。
※ただし自己流なのでオススメしません。病院へいってください。


その後は膿も止まり、絆創膏を貼って寝直し、観光して帰宅しました。
旅行はとても楽しかったです。笑

朝になってみると、結構な量の血が浴衣に着いていました。
お布団にも着いてしまい、できる限りの染み抜きをして置きました。
申し訳ないです。



割れてからは、ブラックホールの様な奇妙な穴ができました。
しかし痛みはほぼなく、擦り傷に当たっちゃった汗
的な痛さしかありませんでした。

1日目の過酷さは何だったのでしょう笑


そして、帰ってすぐ病院という戦場へと向かいました。
戦況は変わってないにしろ、こちらは満身創痍。
正直また行くの辞めようとも思いましたが、頑張りました。

排膿手術決定だよぉ~。痛いよ絶対(白目)

既に半泣きの状態でしたが、ガチで泣く覚悟をしハンカチを持って行きました。

「はい、どうですかー?痛みは引きました?」
「…しこりは小さくなりました。」
「腫れが引いたということですか?」
「いえ。引くどころか、割れました。泣」
「!? すぐお尻見せてください!」

もう半泣きでベットに横になり、ケツを出しました。
排膿手術痛いんでしょ?絶対耐えられないよぉ~。帰りたぁ~い。

しかし意外な事が起きたのです。
「…おぉ!綺麗になってますね!」


え?ケツが?
一瞬何のことか分からなかったのですが、粉瘤は綺麗に治ってるということでした。

先生の話をまとめると、普通は排膿手術をする所、膿は全部出ていて、もう瘡蓋になっている。
ということらしいです!
私の処置が完璧だったということじゃないでしょうか!?
いやーこんなことってあるんですねw


この戦いの一番の勝因はマスターレベルの知識だと思います。
あとは『オラついて排膿する』ということでしょうか。
絆創膏を貼っといたのも良かったらしいです。

※マスターレベルの知識については、後日まとめようと思うので、気になったら見てください。




このあと私は手術日を決め、もう抗菌剤も飲まなくて良いということで終わりました。
残すは手術を待つのみです。
ここでの注意点は、炎症の再発ですね。

炎症が起きたら手術は中止し、炎症を抑える治療か、排膿手術に変わります。
病院によっては膿んだ状態で行う場合もあるようです。

医者じゃないので分かりませんが。

粉瘤マスターのいうことなので、鵜呑みにしないでね!
因みにマスターは手術二日前に炎症し、摘出手術は中止。変わりに排膿手術をやりました。



皆さんもしこりができたら、早めに病院へ行ってください。
無駄な我慢は、本当に無駄でしかありませんでした。

また、「あれ、これ粉瘤じゃね?」
と思ったら、後で粉瘤についてまとめる予定なので、そちらをご参照ください。
癌とかもしもの事があるので病院には行った方がいいと思います。


私のようにならないよう気を付けて下さい。

それではまた。