コーヒーカップで肉離れになった
こんにちは。
レトロモです。
今回は高校の時、肉離れになった話を書きたいと思います。
まず肉離れになった経緯を書くと、3人で楽しんだ高校の遠足にまで遡ります。
私の高校では、遠足でディズニーランドへ行くことになっていました。
その時の注意点が、
・私服で来ること。
・高校のバレるものを持ってこない。
の2点でした。
恐らく悪さをしても高校の生徒だとバレないようにするためでしょうね。
「信じてるぞ!お前ら!」
そう言っている奴の正体、暴いたり。
こちらが本性ですね。
世の中世知辛いです。
そんなこんなで夢の国へ来ました!
夢の国なので私は調子に乗ってチェシャ猫の被り物までかぶります。
後々、実は写真撮られててクラス中に広まり、挙げ句の果てには三年生を送る会、三送会でのムービー映像で使われ晒されるなんてエピソードは後日書きたいと思います。
そんな夢の国を謳歌してる中、日も沈み終盤に差し掛かった所、コーヒーカップを見つけました。
私たちの目標は乗り物全制覇だったので、見逃すわけには行かず、1人は酔ってしまうということで、2人で乗りました。
さて、ここで事前情報ですが、私は前ブログでもわかる通り、全力少女です。
その為コーヒーカップにおいても全力を尽くすことに変わりはありません。
私は全力で回す為、体重と足の踏ん張りを利用し、全力で回そうとかんがえました。
そこで、足を全力で踏ん張れる位置に起き、シュミレーションとして力を入れて見ました。
その時です。
ピキーン…
足つった…
足、つりました。
ヤベェ。
そう考えているうちに、音楽が鳴り響き、友達は「きゃー♪」なんて言って回し始めました。
それを見た瞬間、スイッチが入りました。
や ら ね ば
「ぅおらぁあああああ!!!!!」
つった足でもつっかえにはなる。
つっぱり棒の要領で足の力と重心で全力で回しました。
結果はクラスの男子を抜かして断トツで早かったそうです。
さすがうち。
途中友達の頭が遠心力で外に投げ出されているのを見て、取れるのでは無いかとヒヤヒヤしました。
「楽しかったねー♪」
「うん!めっちゃ楽しかった!」
そういって降りようとした時です。
あれ?
足が動かず、動かそうとすると痛いのです。
真っ直ぐにしてると痛く無いのに、少し曲げると激痛と言った形ですね。
異変に気付きつつ、早く降りねばとビッコ引きながらベンチへと向かいました。
その間友達は一切気づかず、鼻歌歌って先に行ってしまいました。
ふざけんな笑
すると見学していた友達が心配してくれました。
「大丈夫?」
「足つったーw」
笑いあってる中、友達の1人が重大な事に気づきます。
「あれ?ホーテッドマンション乗ってなくね?」
言わずもがな、走りました。
ビッコ引きながら笑
その日はホーテッドマンションにも乗れ、全制覇し、ビッコを引きながら帰りました。
次の日です。
え?
うごかねぇ。
足が少しも曲げられないのです。
石のように硬くなり、少しでも曲げようとすると激痛が走りました。
しかし学校に行かねばなりません。
母に言った所、
「じゃ、帰りに病院ね。」
送ってくれることを期待した私がバカでした。
そうして夢の国より酷いビッコを引きながら1キロの道を歩き、学校へ行き、1キロの帰り道を歩いて病院へ向かいました。
いつもは片道20分なのに、その日は40分ほどかかりましたね。
その間、夢の国って何だったんだろう。と考えていました。
そしてやっと病院に着き、診察を受けました。
「あーこれ肉離れだね。内出血してる。足が痛い心当たりは?」
「メリーゴーランドです。そこで足を踏ん張りました。」
「は?」
「間違えました。コーヒーカップです。」
「は?」
理解してもらえず、事の経緯を事細かく、私の思想も含めて話した所、大爆笑されました。
私は真剣なのにふざけてますね。
「まぁ、がんばることは良いことだね。大丈夫。大人はスキップで肉離れ起こすこと多いから。」
なんのフォローにもなんねーよ。
そんなこんなでマッサージを受けました。
「学校まで遠いけど、今日みたいに親に送ってもらいなね?その足じゃ歩けなかったでしょ」
「…はい。」
と、まぁ歩いたことは内緒にしました。
そのあと電極パッドを貼り付け、電気をビリビリしました。
その時看護婦さんに耳打ちされたことが、
「スキップはよく居るけど、コーヒーカップは初めてよ。」
と言って、カルテにコーヒーカップという文字が書かれているのを見せられました。
だからなんだ。
バカにされてますね。
ちなみに全治3週間でした。
肉離れとは、肉が骨から離れることではなく、
肉が横にぶった斬れることを言うそうです。
なので肉離れになると内出血します。
原因としては、筋肉の使いすぎとかでなく、変な力の入れ方にあるそうです。
だから子供にスキップを教えようとして大人が肉離れを起こすんですね。
皆さんもコーヒーカップには気をつけてください。
肉離れを起こしかねません。
それでは。